研究室/研究紹介

研究紹介

次のような方向を目指して研究しています.

  • インターネットにはWikipediaなどの辞典,個人のMicroblog(Twitter,Instagram)やSNS(Facebook)、公共機関や企業のWebページなど様々な知識があり,Googleなどのツールがある.そこで,インターネットを巨大な知性体として,安心・安全に活かしたい.
  • これまでのインターネットは電子世界を対象としていたが,IoT(Internet of Things)への進化により、外界(人の生活空間)との切れ目がなくなる.この電子と物理が統合した世界で安心・安全を考えたい.
  • これまでの安心・安全技術(情報セキュリティ)は,主にテキスト情報を対象としていた.しかし,インターネット上の動画配信(YouTube)や生放送(Ustream)が普及してきたので,映像,音などのマルチメディア情報を対象とするセキュリティ技術を確立したい.
  • 公平やプライバシーなどの社会的概念を科学的立場から明らかにしたい.その分析にもとづいて、個人情報を含むビッグデータの活用と保護を両立するために、暗号技術や匿名化技術を探求したい。
  • 人と人のコミュニケーションを豊かにしたい.

 具体的な研究例


個人情報・機密情報の活用と保護


Webコミュニケーションのプライバシー保護


Wi-Fi移動履歴の活用とプライバシー保護


ソーシャルメディアの投稿文からの個人特定


ビッグデータの匿名化とプロファイリング


プライバシー保護データマイニング(PPDM)


演算制限のない暗号化データベース


暗号化データベースの実装例


これらの研究の基礎となる秘密計算、匿名化、機械学習、プロファイリングの技術

  • 秘密計算は、データに暗号をかけたままで、データの計算を行う技術です。個人情報を暗号でほぼしたままで、個人情報の統計を計算する等の応用があります。
  • 匿名化は、個人情報から個人の特定につながる情報を除き、安全な利用を可能にする技術です。個人情報を含むビッグデータの活用等の応用があります。
  • 機械学習は、例題から法則を発見する技術です。セキュリティやプライバシーの分野では、人間による匿名化の例から、最適な匿名化の方法を学習する等の応用があります。
  • プロファイリングは、匿名情報から個人を特定する技術です。個人情報の利用における危険性や匿名化技術の問題点を発見する等の応用があります。